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7月31日「宇佐神宮夏越大祭」のお話

大分県宇佐郡、宇佐神宮では喧嘩神輿と言われる勇壮で激しい夏祭りが7月31日から8月2日まで行われています。 宇佐神宮は全国の八幡宮の総本社として有名です。

応永年間に作られたと言われる大神輿三基に、誉田別命(ほんだ、わけのみこと)、比売命(ひめのかみ)、息長帯姫命(おきなが、たらしひめ、ひめのみこと)の御魂を移して、近在の市町村から集まった若者達がこの神輿を担いで、御旅所まで渡御するのです。

ただ、それぞれが担いだ神輿が我先にと、この御旅所に向かうので、神輿同士が行く手を邪魔しあい、かなり激しい渡御と言えます。

先に御旅所に到着すれば、その神輿をかついだ者の属する村の豊作が約束されると信じられているからです。

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